バイアグラ(シルデナフィル)には血管を拡張させる作用があり、陰茎海綿体の血管が拡がりやすくなった結果がバイアグラの勃起に対する効果です。この血管拡張は、個人差はありますが局部に限らず、脳内の血管にも起こることがあり、これが副作用としての頭痛として現れることがあります。これは飲酒で頭痛が起こる仕組みとよく似ており、ふだんアルコールの摂取で頭痛を伴いやすい人は、バイアグラの服用でも頭に痛みを感じる傾向があります。
頭痛は発生しても大抵は軽微で一過性のものですが、症状が辛いようでしたらまず水分の補給と安静、また市販の痛み止め薬(例: アセトアミノフェン、イブプロフェン、アスピリン)を併用してかまいません。また、次回の使用時は用量を減らして試してみるか、ほかのED治療薬に変えてみるという選択肢がありますので医師に相談して下さい。

バイアグラについて - 新宿ウエストクリニック
バイアグラはPDE-5阻害剤と呼ばれるED治療薬で陰茎海綿体で勃起に関与するPDE-5の働きを抑えることで勃起の持続力を促します。
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