バイアグラとグアニル酸シクラーゼ刺激薬の併用について

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バイアグラとグアニル酸シクラーゼ刺激薬の併用について

バイアグラと肺高血圧症などの治療薬、グアニル酸シクラーゼ刺激薬(例: リオシグアト(riocigat)、商品名:アデムパス(Adempas))を同時に使う際には注意が必要です。双方とも血管を拡張させ、一酸化窒素(NO)経路を介して作用します。このため、併用による血圧の低下や重篤な副作用のリスクが高まる可能性があります。注意が必要な具体例は次の通りです。

  • 血圧の低下:バイアグラとグアニル酸シクラーゼ刺激薬を同時に使用すると、血圧が急激に下がる可能性があります。この結果、めまい、失神などの症状が現れることがあります。
  •  薬物相互作用:バイアグラとグアニル酸シクラーゼ刺激薬は、どちらも一酸化窒素経路を介して作用するため、併用がその作用を増強し、血圧の過度な定価が生じる可能性があります。

バイアグラとグアニル酸シクラーゼ刺激薬を同時に使用する場合、医師は血圧の低下のリスクを評価し、処方の可否を含め、適切な用量やタイミングを調整します。使用者自身も、服用時の身体の変化を慎重に観察して、必要があればすぐに医師に相談して下さい。

バイアグラについて - 新宿ウエストクリニック
バイアグラはPDE-5阻害剤と呼ばれるED治療薬で陰茎海綿体で勃起に関与するPDE-5の働きを抑えることで勃起の持続力を促します。

 

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