バイアグラと抗凝血薬の併用
バイアグラ(Viagra)と抗凝血薬の併用に関しては注意が必要です。抗凝血薬は血液をサラサラな状態にして血栓の形成を防ぐ薬物です。ワルファリン(Coumadin)や新しい経口抗凝血薬(DOAC)などがこれにあたります。バイアグラは勃起不全の治療に使用されます。血管を拡張することで、勃起を助ける薬物です。注意が必要な具体例は次の通りです。
- 出血のリスク。バイアグラと抗凝血薬を同時に使用すると、出血のリスクが増加することがあります。一方は血液をサラサラの状態にし、もう一方は血管を拡げる作用があるためです。
- 血小板機能。バイアグラの使用が、一部の人の血小板凝集(一時止血)の能力に影響を与えることがあります。抗凝血薬との併用がこの状態を生み出して、出血リスクが増加する可能性があります。
バイアグラと抗凝血薬を同時に必要とする場合、医師は出血リスクを評価します。その結果、適切な用量やタイミングを調整します。使用者自身も、服用時の身体の変化を慎重に観察して下さい。必要があればすぐに医師に相談して下さい。

バイアグラについて - 新宿ウエストクリニック
バイアグラはPDE-5阻害剤と呼ばれるED治療薬で陰茎海綿体で勃起に関与するPDE-5の働きを抑えることで勃起の持続力を促します。